なるほど! おくすり飲み方ガイド

病院や薬局でくすりをもらった時、家族がくすりを飲まないといけない時に、「あれっ?」と疑問や不安を感じることはありませんか?
「なるほど! おくすり飲み方ガイド」では、日ごろ病院や薬局でもらう処方された薬を中心に、くすりの基本情報を、一般の方向けに分かりやすくまとめてご紹介しています。いざ、くすりを飲むときに迷わず、服用できるように、正しいくすりの知識を身につけておきましょう。

監修:東京大学大学院 薬学系研究科 客員教授 澤田 康文

熱が出たとき、咳が止まらないとき、おなかの調子が悪いとき、高血圧や糖尿病などの病気と診断されたとき、病院でくすりが処方され、私たちはくすりを飲みます。
くすりは正しく飲めば症状や病気を治す助けになりますが、間違った飲み方・使い方をすると、逆に症状や病気を悪化させることもあります。くすりの役割、上手な飲み方や使い方を知り、正しい知識を身につけましょう。

あなたはどれくらい知っていますか?
くすりについてのQ&A

今まで正しいと思っていたことが勘違いだった、ということは意外とあるものです。
くすりについて誤解されがちな情報をQ&A方式でご紹介します。

くすりについて知っておきたい基礎知識

医療用医薬品と一般用医薬品(OTC)の違い

くすりには大きく分けて、病院で医師・歯科医師に処方してもらう「医療用医薬品」と、薬局・薬店で直接購入できる「一般用医薬品(OTC)」があります。医療用医薬品は一般用医薬品(OTC)と異なり、購入時には原則、医師・歯科医師が記載、署名した「処方せん」が必要となります。

くすりの知識を身につけるメリット

ことわざに“くすりも過ぎれば毒となる”といった表現がありますが、これはくすりを大量に服用すればかえって毒になるという意味です。くすりは使い方しだいでは、期待する効果が得られないこともあります。くすりの効果を最大限に活かすためにも、くすりについての正しい知識を身につけてはいかがでしょう。

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