くすりの上手な保管方法

くすりは、直射日光、高温、多湿のところに置いておくと、有効成分が変化してしまい、すぐに劣化してしまいます。窓際のように日光が降り注ぐ場所や、洗面所のように湿気が多いところ、暖房器具の近くなどはくすりの保管場所には向いていません。
風通しがよく、飲み忘れをしないように目につきやすい場所に保管しましょう。坐薬や目薬、インスリン注射薬など、冷蔵庫に保存したほうがいいものもあります。
錠剤やカプセル剤は、包装から一度取り出してしまうと、何のくすりかわからなくなることがあるので、服用する時までは包装から出さずに保管するとよいでしょう。
子どもの手の届くところに置いていると、誤飲してしまうことがあるので、高い場所に置くなどして、子どもの目が届かないところに保管するようにしましょう。お菓子の空き缶をくすり箱にしていることもありますが、子どもがお菓子と勘違いしてしまうことがあるので、誰にでもくすりが入っているとひと目でわかるように、ちゃんとしたくすり箱を用意したほうが安心です。