くすりの副作用
くすりを飲んでいると副作用が出ることもあります。どんな副作用があるのか、どんなときに副作用が出るのか、副作用が出たときにはどうすればいいのかなど「くすりの副作用」について解説します。
副作用とはどんなもの?
くすりを飲んだときに、くすりの効果(主作用)以外の症状が出ることを副作用と言います。よく知られる副作用には、アレルギー性鼻炎の治療に用いられるくすりを飲むと眠くなる、というものがあります。これはくすりの注意事項にも書かれていますし、鼻炎のくすりを日頃から使っている人には常識と言っていいくらいでしょう。
眠気が起こるのは、くすりが中枢神経に働きかけて眠気を引き起こすからです。アレルギー性鼻炎薬を飲んだ人すべてに出るわけではありませんが、服用したときには車の運転は避けたほうがよいでしょう。このほかにも、くすりによってさまざまな副作用があります。
くすりと副作用は切っても切れない関係
多くのくすりは血液とともに全身に運ばれています。体質や体調などによって副作用が出ることがありますし、正しくくすりを飲んでいなかったために起こることもあります。また、くすりが持つもともとの性質として、副作用を伴うこともあります。くすりを飲むときには、副作用のリスクがゼロではないということを心に留めておきましょう。
そして、くすりを飲んで副作用が出たときには、今後のためにどのくすりでどのような副作用が出たのか、記録をしておくとよいでしょう。次回、くすりを処方してもらうときに、医師・歯科医師、薬剤師に副作用が出たくすりの名前を伝えるようにしましょう。