知っておきたいレビー小体型認知症のこと

患者さんとご家族の方へ 知っておきたいレビー小体型認知症のこと

レビー小体型認知症とは

レビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症、脳血管性認知症とともに三大認知症と呼ばれる認知症のひとつです。
認知機能の変動、幻視、パーキンソン症状、レム睡眠行動障害を特徴とします。

日常生活に支障をきたす動作(運動緩慢)

日常生活に支障をきたす動作

レビー小体型認知症に伴うパーキンソニズムの代表的な症状は運動緩慢であり、日常生活動作に支障をきたす要因になっていると考えられます。また、運動緩慢は加齢による動作と区別がつきにくい場合も少なくありません。できるだけ早期に診断し、早期治療介入することが大切です。日常生活に支障をきたす動作は多種多様ですが、代表的な15の動作を動画で紹介いたします。

レビー小体型認知症の検査

レビー小体型認知症の診察では、特徴的な症状・行動の有無を重点的に調べます。必要に応じて認知機能検査や画像検査が行われます。

レビー小体型認知症の治療

レビー小体型認知症の治療は、他の認知症と同様に非薬物療法がすすめられています。
また、非薬物療法と同時に薬物療法がすすめられる場合もあります。

支援制度

認知症の進行によって医療費や介護にかかる負担が増加した場合、公的な支援制度を利用することができます。また同じ病気の患者さん、ご家族の方で構成される患者会に参加することができます。

監修:筑波大学大学院 人間総合科学研究科 教授 水上 勝義 先生

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