健康常備学

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Vol.104 かきたくなったら 気にかけて。

ひとの体のいちばん外側にある、最大の臓器とは何でしょう?答えは皮膚。その皮膚に起こる「かゆみ」は、体のバランスの崩れを知らせてくれる警告です。 かつては「弱い痛み」と軽視されていた「かゆみ」。しかし近年になって、痛みとは別の神経であり、場合によっては痛みよりもつらい感覚だと理解されるようになりました。乾燥によるかゆみなら保湿を念入りに。クリームは顔だけでなく全身にしっかりと塗りましょう。また暖房器具の使いすぎも乾燥を招きます。とくに、こたつや電気毛布など肌に直接当たるものの使用はほどほどに。

ところで、イライラしたときに頭をかいた経験はありませんか?皮膚は心の状態とも深く関わっています。気持ちを落ち着かせるだけでも、かゆみは軽くなりますよ。そしてぜひ注意していただきたいのが、肝臓病・糖尿病・腎不全などの内臓疾患が原因で起こるかゆみ。見た目に異常がないのにかゆくなる、全身がかゆい、一般的なかゆみ止めなどのお薬が効きにくい、といった特徴があるから見逃さないで。古くから「内臓の鏡」といわれている皮膚。乾燥する季節だからといってドライな対応は禁物です。気になる方はお医者さんにご相談を。

掲載年月 2022年12月

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