食事療法 3:糖尿病レシピ
『あなたは、あなたが食べたものでできている、食べたものが、あなたの体を作る』
食事が大切なことは、よくわかっていても、毎日、毎食、バランスの良い食事をとることは、容易なことではありません。
限られた時間内での朝食や、簡単に済ませがちな昼食も、また、お惣菜や半調理品を利用するときでも、一品“野菜の小鉢”をプラスすると、一食のバランスがずいぶん良くなります。
短時間で作れる、実現可能で簡単な“小鉢”と、それぞれを使った献立の一例を紹介します。
材料は、比較的季節を問わず手に入る野菜、常備できる缶詰、乾物などを多用しました。
このような常備品でできる一品に加え、さらに旬の野菜を使えば、献立はいっそう変化に富むものになると思います。
今回使用した便利な野菜や食材の一部です。
玄米餅、雑穀米、ライ麦パンには、食物繊維、ビタミン、ミネラルが多く含まれています。
主食として、おすすめの食材です。参考にしていただければ、と思います。
腎臓が弱ってくると、たんぱく質やカリウムの摂りすぎは腎臓に負担をかけます。腎症の病期に応じた食事療法を行いましょう。
監修:横浜総合病院 糖尿病センター センター長 田中 逸先生
レシピ一覧
- 【A】なめこ、みつば入り卵焼き
- 【B】“食べるいりこ”を使ったきゃべつと油揚げのさっと煮
- 【C】温泉卵の丼
- 【D】玉ねぎ、ピーマン、さつま揚げの炒めもの
- 【E】簡単お吸い物
- 【F】ミックスビーンズ入りの簡単サラダ
- 【G】はと麦入りヨーグルト
- 【H】豆もやしときゅうりのピリ辛酢醤油かけ
- 【I】冷奴“刻みらっきょう”と“おかか”のせ
- 【J】ツナ、ひじき入りコロコロサラダ
- 【K】おろしなめこそば
- 【L】長ねぎ、きのこ、油揚げの炒めもの
- 【M】うの花サラダ
- 【N】セロリときゅうりの塩昆布和え
- 【O】豆もやし、にら、ハム、しいたけの中華炒め
- 【P】山芋、みつば入りもずく酢
- 【Q】厚揚げのステーキ(きのこと一緒に)
- 【R】切り干し大根のサラダ
- 【S】葉物の油煮
- 【T】豆苗とにんじんのぽん酢和え(しょうが入り)
- いんげんとにんじんとしいたけの炒め煮
- きゃべつとあさりの酒蒸し
- チンゲン菜と‘ラー油入り酢じょうゆ’かけ
- ごぼう、にんじん、こんにゃくの簡単煮〆
- スライスオニオンと温泉卵のサラダ
- 冷しゃぶ
- 牛肉のしぐれ煮
- 鶏つくねの甘辛煮
糖尿病レシピを使った献立例
- レシピA・Bを使った献立の一例(朝食)
- レシピC・D・Eを使った献立の一例(朝食)
- レシピF・Gを使った献立の一例(朝食)
- レシピH・Iを使った献立の一例(昼食)
- レシピJを使った献立の一例(昼食)
- レシピK・Lを使った献立の一例(昼食)
- レシピM・Nを使った献立の一例(夕食)
- レシピO・Pを使った献立の一例(夕食)
- レシピQ・Rを使った献立の一例(夕食)
- レシピS・Tを使った献立の一例(夕食)