おうちでできる!リハビリテーションのススメ

監修 埼玉県総合リハビリテーションセンター 副センター長(神経内科)市川忠先生
理学療法科 主任 理学療法士 笠井健治先生

パーキンソン病の患者さんがご自宅で出来る運動を動画で紹介しています。筋力維持のための運動、柔軟性維持の運動、姿勢や歩行の改善、疲れにくい身体を作るための運動を理学療法士が実演解説いたします。

パーキンソン病におけるリハビリテーションは、薬物療法や外科治療と並んで身体機能を維持するために必要な治療のひとつです。
あなたの体の状態や気になる点に合わせて適切なリハビリテーションを行いましょう。

おうちでできる!リハビリ動画一覧

パーキンソン病の進行度が軽度の場合には、積極的に運動を行いましょう。中等度以上の場合には、現在の体の状態を維持したり、転倒を予防したり、良い姿勢を保つための運動が適しています。

リハビリテーションは継続して行うことが重要です。

体は定期的に動かすことで、機能が維持されたり向上したりします。リハビリテーションはまた、認知機能にも良い影響があるとされています。ベッドの上でできること、テレビを見ながらできること、家事の合間にできること、散歩のように気分転換になるものなど、さまざまなものがありますので、リハビリテーションを自宅で毎日続けてみましょう。

足腰の筋力を維持するために

足全体の筋肉や、体を支える足と背中の筋肉を鍛える運動、また、背筋とバランスを意識した運動をご紹介しています。壁や平らな場所で行う運動です。

無理をせず、怪我や転倒をしないように十分に気をつけて運動を行いましょう。

体が硬くなってきたなと思ったら

首と背筋を伸ばしたり、体をひねったり、体の側面を伸ばしたりして、硬くなってきた体をやわらかくしていきます。平らな場所で行う運動です。

無理をせず、怪我や転倒をしないように十分に気をつけて運動を行いましょう。

歩幅が小さくなったと感じたら

大きな一歩を出す歩行運動や、大きな歩幅で歩くためにバランスをとりやすくする運動、また、両手に杖をもって大きな歩幅であるく運動をご紹介しています。手すりやテーブル、壁、杖を使った運動です。

無理をせず、怪我や転倒をしないように十分に気をつけて運動を行いましょう。

姿勢がわるくなったと感じたら

背筋を伸ばしたり、背筋を鍛えたり、また、棒(または杖)を使って上半身の筋肉を伸ばす運動をご紹介しています。

無理をせず、怪我や転倒をしないように十分に気をつけて運動を行いましょう。

持久力をつけるために

疲れにくい体を作るには持久力をつけることが大切です。足の筋肉を維持する運動とバランスをとりやすくする運動の組み合わせと、バランスをとる運動の組み合わせを紹介しています。あなたの体の状態や気になる点にあわせた適切なリハビリテーションを行いましょう。

無理をせず、怪我や転倒をしないように十分に気をつけて運動を行いましょう。

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